Windowsサーバでポートフォワーディングを使ってみた

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はじめに

サーバを管理していると踏み台サーバ経由で他のサーバを操作することはよくあります。PCから踏み台サーバに接続してサーバAに接続するなどです。対象サーバがLinux系のサーバであればTeraTermのsshポート転送を使って効率化できますが、Windowsサーバでリモートデスクトップを使用したい場合は使用できません。

ですが「netsh」コマンドを使用することでポートフォワーディングすることができます。これによりPCから一発でサーバAにRDP接続することができます。

接続環境

手順

踏み台サーバから管理者権限でコマンドプロンプトを起動します。
以下のコマンドを入力します。IPやポート番号は環境に合わせて適時変更して下さい。

netsh interface portproxy add v4tov4 listenport=65000 listenaddr=192.168.100.100 connectport=3389 connectaddress=192.168.100.200

踏み台サーバ(192.168.100.100)にポート(65000)でRDP接続したら
サーバA(192.168.100.200)、ポート(3389)に転送されるという意味です。

PCからリモートデスクトップで接続します。

「接続」ボタンをクリックするとサーバAにRDP接続できます。

あと、netshコマンドで作成した情報を確認したり削除する場合は以下のコマンドを使用して下さい。

確認コマンド
netsh interface portproxy show all

削除コマンド
netsh interface portproxy delete v4tov4 listenport=65000 listenaddr=192.168.100.100

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