Logstorageで古いログを退避する方法

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はじめに

ログストレージで各種サーバのログを収集していますが空き容量が少なくなってきました。Logstorageには古いLogDBをアーカイブする機能がありますので検証環境でテストしました。

手順をまとめておきます。

手順

検証環境のLogstorageサーバの状況を確認

Logstorageの管理コンソールにアクセスします。
左サイドバーから[システムの設定]-[LogGateグループ]をクリックします。
LogGateグループリストで「lggroup1」をクリックします。
LogDSの「管理」ボタンをクリックします。

2019年11月のデータをアーカイブすることにします。

古いLogDBをアーカイブする

2019年11月のログデータをDドライブの「archive」フォルダにアーカイブします。コマンドは以下の通りです。オプションパラメータは、rが削除、dがディレクトリ、sがスタート日時、eがエンド日時です。

C:\logstorage\bin>logds.bat archive -r -d D:\archive\ -s 20191101000000 -e 20191130235959
Service [archive@logds] completed successfully.

詳細はLogstorage管理者マニュアルを参照して下さい。
・22.2. 古いLogDBをアーカイブする
・E.5. アーカイブコマンド

結果

エクスプローラーからアーカイブされたファイルが確認できます。

LogDSの「管理」画面を見てみます。2019年11月のログが消えているのがわかります。

参考までにアーカイブしたLogDBをリストアする場合は以下のコマンドを実行します。

C:\logstorage\bin>logds.bat restore -a D:\archive\ARCHIVE_201911_201911.20220129144435.logds.zip -m overwrite
Service [restore@logds] completed successfully.

LogDSの「管理」画面からリストアできていることが確認できます。

今回、インデックスはオプションパラメータに含めていなかったので「インデックスなし」になっています。必要があればアーカイブとリストアコマンド実行時に「-i」を含めるか、上記の画面から新たにインデックスを作成して下さい。

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