loggerコマンドでシステムログに追記する

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「logger」はシステムログに指定した内容を追加するコマンドです。CentOSの場合は「/var/log/messages」、Ubuntuの場合は「/var/log/syslog」に記録します。

使い方は簡単でloggerコマンドに続けて追加したいメッセージを記載します。

[root@CentOS7 ~]# logger test
[root@CentOS7 ~]#

loggerにはいくつかのオプションがありますが、個人的に使用するのは「-p」です。優先度を指定することができます。優先度は「分類.重要度」の形で指定します。

分類にはauth、authpriv(機密に関わる種類のセキュリティ情報)、cron、daemon、ftp、kern、lpr、mail、news、syslog、user、uucp、local0~local7などがあります。

重要度には深刻な順に、emerg(システムが使用不能)、alert(直ちに対処が必要)、crit(致命的)、err(エラー)、warning(警告)、notice(通常の状態だが大切な情報)、info(通知)、debug(デバッグ)などがあります。

デフォルトは「user.notice」です。

[root@CentOS7 ~]# logger test -p user.info
[root@CentOS7 ~]#

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