VMware Workstation Proを使用してDHCPサーバの検証をやってみました。
環境
- Windows Server 2016 Datacenter Evaluation
- VMware Workstation 15 Pro
- Windows 10 Enterprise Evaluation × 3
構成図
設定
VMware Workstation Pro
VMware Workstation Pro側で仮想マシンの設定を変更します。
DHCPサーバと3台のクライアントOSについて、ネットワークアダプタの設定を変更します。LANセグメントは任意の名前で作成してください。ここではデフォルトで作成される名称(LAN セグメント 1)をそのまま使っています。
サーバとクライアントの合計4台分について同じ設定を実施します。
Windows
DHCPサーバ
ネットワークの設定
IP:192.168.100.10
Mask:255.255.255.0
DHCPサービスの追加
- サーバマネージャーを起動します。
- 「役割と機能の追加」をクリックします。
- 「役割ベースまたは機能ベースのインストール」にチェックを入れます。「次へ」ボタンをクリックします。
- 「サーバープールからサーバーを選択」にチェックを入れます。「次へ」ボタンをクリックします。
- 「DHCPサーバ」の項目にチェックを入れます。「機能の追加」ボタンをクリックします。
- 「次へ」ボタンで進め「インストール」ボタンをクリックします。
- インストールが完了したら画面を閉じて終了です。
DHCPの設定
- スタートボタンをクリックします。
- Windows管理ツール内の「DHCP」をクリックします。
- DHCPの管理コンソールが起動したら、左ペインの項目を展開します。「IPv4」の項目を右クリックし「新しいスコープ」をクリックします。
- 新しいスコープウィザードの開始画面が表示されるので、「次へ」ボタンをクリックします。
- スコープ名を任意に入力します。ここでは「TestScope1」にしています。
- 開始IPアドレスを「192.168.100.101」、終了IPアドレスを「192.168.100.200」にします。長さとサブネットマスクは自動で入力されます。「次へ」ボタンをクリックします。
- 除外と遅延の追加画面は何も入力せずに「次へ」ボタンをクリックします。
- リース期間の画面はデフォルトのまま「次へ」ボタンをクリックします。
- 「今すぐオプションを構成する」にチェックが入っていることを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
- ルーターは何も入力せずに「次へ」ボタンをクリックします。
- ドメイン名およびサーバー画面は何も入力せずに「次へ」ボタンをクリックします。
- WINSサーバー画面は何も入力せずに「次へ」ボタンをクリックします。
- 「今すぐアクティブにする」にチェックが入っていることを確認し、「次へ」ボタンをクリックします。
- 「完了」ボタンをクリックして終了です。
クライアント
クライアント側のネットワーク設定は、すべてIPを「自動取得」として設定します。
動作確認
DHCPサーバを起動後、3台のクライアントOSを起動します。
DHCPサーバでDHCP管理コンソールを起動します。3台のクライアントにIPアドレスが配布されていることが確認できます。
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