はじめに
VMware Workstation 16 Proを使用してWindows 11の評価版をインストールしていたらエラーメッセージが表示されてインストールできませんでした。
![](https://it-study.info/wp-content/uploads/2022/02/20220213-10.png)
Windows11のシステム要件は以下の通りでした。
プロセッサ | 1GHz以上で 2 コア以上の64 ビット互換プロセッサまたは System on a Chip (SoC)。 |
メモリ | 4GB以上。 |
ストレージ | 64GB 以上の記憶装置 |
システム ファームウェア | UEFI、セキュア ブート対応。 |
TPM | トラステッド プラットフォーム モジュール (TPM) バージョン 2.0。 |
グラフィックス カード | DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) に対応。 |
ディスプレイ | 対角サイズ 9 インチ以上で 8 ビット カラーの高解像度 (720p) ディスプレイ。 |
インターネット接続と Microsoft アカウント | Windows 11 Home エディションにはインターネット接続と Microsoft アカウントが必要です。Windows 11 Home の S モードを解除する場合もインターネット接続が必要です。すべての Windows 11 エディションで、更新の実行、ダウンロード、一部の機能を使用するために、インターネットのアクセスが必要となります。一部の機能を利用するにはMicrosoft アカウント が必要です。 |
どうやら「TPM2.0」に対応させる必要がありそうです。調べてみるとVMware Workstation 16 Proの設定で対応できることがわかったので手順をまとめておきます。
対応手順
暗号化
仮想マシンの設定画面を開きます。
オプションタブをクリックします。
「アクセスコントロール」をクリックし「暗号化」ボタンをクリックします。
![](https://it-study.info/wp-content/uploads/2022/02/20220213-15-500x159.png)
パスワードは任意に設定し、「暗号化」ボタンをクリックします。
![](https://it-study.info/wp-content/uploads/2022/02/20220213-20.png)
ファームウェアタイプ
「詳細」をクリックします。
ファームウェアタイプの「セキュアブートを有効にする」にチェックを入れます。
![](https://it-study.info/wp-content/uploads/2022/02/20220213-23-500x313.png)
ハードウェアの追加
ハードウェアタブをクリックします。
「追加」ボタンをクリックします。
「Trusted Platform Module」を選択し「完了」ボタンをクリックします。
![](https://it-study.info/wp-content/uploads/2022/02/20220213-25.png)
「OK」ボタンをクリックします。これでWindows11がインストールできます。
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