はじめに
RLoginを使用してネットワーク機器に自動ログインするには「チャットスクリプト」や「スクリプト」を使用する方法があります。今回は、「スクリプト」を使用する方法をご紹介します。
環境
Cisco Catalyst2960
※IPアドレスとTELNETの設定ができているものとします。
手順
スクリプトの作成
テキストエディタを起動します。
以下をコピペし、テキストファイルとして任意の場所に保存します。
Document.Open();
wait(CONNECT);
sopen(OPEN_LOOK);
swait(5, "Password:");
sputs("telnet\n");
sclose();
関数 | 意味 |
Document.Open() | ソケットを開きます |
wait() | ソケットが接続するまで処理を中断します |
sopen() | ソケット入力を開きます |
sait() | 最大sec秒間、正規表現と一致する文字列が表示されるまで処理を中断します。 |
sputs() | 現在の漢字コードに文字列を変換してソケットに送ります。 |
sclose() | ソケット入力を閉じます。 |
RLoginの設定
RLoginを起動します。
Server Select画面で「新規」ボタンをクリックします。
Server New Entry画面で画像を参考に入力し、左サイドバーの「スクリプト」をクリックします。
先ほど保存したテキストファイルを指定して「OK」ボタンをクリックします。
次回以降、エントリー(Switch001)に接続するとログオンした状態になります。
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