はじめに
ログストレージで収集したログはDドライブに保存しています。ディスクの空き容量が少なくなると容量を拡張してきたのですが、先日2TB以上に拡張できないことに気づきました。
これはパーティションスタイルが影響していて「MBR」だと仕様上2TBが最大となります。2TB以上の容量を使用したい場合、「GPT」を使用する必要があります。MBRからGPTに変更することは可能ですが、ディスクを初期化する必要があります。
今回は新たにディスクを追加しGPTとして初期化しました。ドライブはEドライブを割り当てました。ログストレージで収集したログをDドライブからEドライブに変更します。大きな流れは以下の通りです。
- ディスクを追加しGPTとして初期化する。
- Logstorageのサービスを停止する
- ログをDドライブからEドライブにコピーする
- Logstorageでログ保存先の設定を変更する
- Logstorageのサービスを開始する
ではそれぞれの手順をまとめておきます。
手順
ディスクの追加と初期化
ディスクを追加します。
ディスクの管理画面を起動します。
(「ファイル名を指定して実行」から「diskmgmt.msc」を入力してOKボタンをクリック)
赤いアイコンが表示されている部分を右クリックし、「ディスクの初期化」を選択します。
「GPT」にチェックを入れて「OK」ボタンをクリックします。
ディスクの初期化が完了しました。
パーティションを作成します。未割り当てのグラフ上で右クリックし、「新しいシンプルボリューム」をクリックします。
ウィザードに沿って進めます。パーティションが作成できれば完了です。
サービスの停止
サービス画面を起動します。
(「ファイル名を指定して実行」から「services.msc」を入力してOKボタンをクリック)
「LogGate」サービスを停止します。
ログのコピー
LogDSとインデックスをEドライブの同じパスにコピーします。
LogDS
D:\logstdata\volume1 → E:\logstdata\volume1
インデックス
D:\logstdata\index → E:\logstdata\index
ログ保存先の変更
Logstorageの管理画面にアクセスします。
左サイドバーから[システムの設定]-[LogGateグループ]をクリックします。
LogGateグループリストから「lggroup1」をクリックします。
LogDSパスとインデックスパスを変更します。
LogDS
D:\logstdata\volume1 → E:\logstdata\volume1
インデックス
D:\logstdata\index → E:\logstdata\index
上書き保存のアイコンをクリックします。
サービスの開始
サービス画面を起動します。
(「ファイル名を指定して実行」から「services.msc」を入力してOKボタンをクリック)
「LogGate」サービスを開始します。
結果
LogDSの「管理」画面を見てみます。赤枠のタイムスタンプを見ることで最新のログが収集できていることが確認できます。
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