はじめに
ファイル比較ツールはプログラマーにとっては必須ツールの1つですが、プログラマーでなくても使う機会はあります。例えば、設定ファイルの比較であるとか、複数のマシンで実行したコマンドの結果をテキストファイルに書き出して比較するなどです。
どういうツールを使用するかは、窓の杜やVectorなどで探せばいくつか見つかります。ツールの仕様をチェックして気に入ったツールを使ってもらえれば良いです。
管理人の周りでは、「WinMerge」を使用している人が多かったです。ただ、管理人は別のツールを使用しています。何のツールかというと「EmEditor」です。
EmEditorはテキストエディターです。ファイル比較ツールではないのですが、テキストファイルの比較機能を持っています。
ベテランSEほど、「如何に効率的に仕事をするか」を極めています。IT業界で仕事をしているとテキスト操作はあらゆる場面で使用しています。メール、SNS、資料作成、ネット検索など。パソコンを使用している以上、テキスト操作をしない日はないですよね。テキスト操作というとちょっと聞き慣れないかもしれないので「文字入力」といった方がわかりやすいかも。
とにかくテキスト操作が業務の大半を占めているので、テキストの加工や変換、比較など思い通りに操作するためにテキストエディターを使っています。
今回は、「WinMerge」と「EmEditor」のファイル比較について簡単に紹介しておきます。
WinMerge
公式サイト
ファイル比較
2つのテキストファイルを作成し保存します。
test-a
test-b test-b-2
test-c
test-a
test test-b-2
test-c
比較したい2つのテキストファイルを選択します。右クリックのプルダウンメニューからWinMergeを選択します。
比較結果が表示されます。
WinMergeには比較オプションがあります。必要に応じて設定できます。
EmEditor
EmEditorには有料版と無料版があり、ファイル比較の機能は有料版のみの機能です。
公式サイト
ファイル比較
2つのテキストファイルを作成し保存します。
test-a
test-b test-b-2
test-c
test-a
test test-b-2
test-c
比較したい2つのテキストファイルを選択します。右クリックのプルダウンメニューからEmEditorを選択します。
メニューバーから [比較]-[テスト-1.txt と テスト-2.txt を比較] をクリックします。
差異があれば、緑のバーで表示されます。
EmEditorには比較オプションも充実しています。空白を無視するオプションは必要な場面が時々あるので便利です。
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