AWS CLIを導入する

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はじめに

AWS コマンドラインインターフェース (CLI) は、AWS サービスを管理するための統合ツールです。ダウンロードおよび設定用の単一のツールのみを使用して、コマンドラインから AWS の複数のサービスを制御し、スクリプトを使用してこれらを自動化することができます。

AWSはGUIで操作できますが、効率的に作業を進めていくにはCLIを使えた方が良いでこの機会に覚えましょう。

ダウンロードとインストール

AWSの公式サイトからCLIのツールをダウンロードします。
2021/5/1時点ではバージョン2が最新となっていますのでこちらをダウンロードします。 https://aws.amazon.com/jp/cli/

ダウンロードしたインストーラーを実行します。ウィザードに沿って進めて下さい。1、2分で完了します。

コマンドプロンプトを起動しコマンド(aws --version)を入力します。バージョン情報が表示されたら完了です。

C:\Users\root>aws --version
aws-cli/2.2.1 Python/3.8.8 Windows/10 exe/AMD64 prompt/off

IAMの設定

AWSマネジメントコンソールにログオンします。
IAMからユーザーを追加します。
「プログラムによるアクセス」にチェックを入れてユーザーを追加します。

アクセスキーとシークレットアクセスキーを控えて下さい。

CLIの操作

コマンドプロンプトを起動します。
「aws configure」コマンドを入力します。
先ほど控えたアクセスキーとシークレットアクセスキーを入力します。

C:\Users\root>aws configure
AWS Access Key ID :****************
AWS Secret Access Key :****************
Default region name :ap-northeast-1
Default output format :json

C:\Users\root>

試しにS3バケットの一覧を表示させてみましょう。
「aws s3 ls」コマンドを入力します。3つのバケットが確認できました。

C:\Users\root>aws s3 ls
2021-03-28 23:33:31 test-bucket-1
2021-02-12 01:45:34 test-bucket-2
2021-02-12 01:36:14 test-bucket-3

今度はバケットを作成して削除してみます。CLIを使うと簡単なコマンドで操作が可能です。

C:\Users\root>aws s3 mb s3://test-bucket-4
make_bucket: test-bucket-4

C:\Users\root>aws s3 rb s3://test-bucket-4
remove_bucket: test-bucket-4

使用できるコマンドはリファランスページをご覧下さい。
https://docs.aws.amazon.com/cli/latest/reference/

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