Windowsサーバで時刻同期の確認コマンドを試してみた

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はじめに

Windowsサーバの時刻設定はNTPサーバを使用していることが多いと思います。NTPサーバと時刻同期している場合は時刻がズレることはないのですが、何かの障害で時刻がズレた場合は原因を調査することになります。

時刻同期を確認するコマンドがありますので、備忘録を兼ねてまとめておきます。

時刻同期の確認コマンド

Windowsタイムサービスの状態を表示します。

コマンドプロンプトから「w32tm /query /status」コマンドを実行すると確認できます。「最終正常同期時刻」の行を確認します。

C:\>w32tm /query /status
閏インジケーター: 0 (警告なし)
階層: 4 (二次参照 - (S)NTP で同期)
精度: -6 (ティックごとに 15.625ms)
ルート遅延: 0.0194568s
ルート分散: 0.0414395s
参照 ID: 0x2851BC55 (ソース IP:  40.81.188.85)
最終正常同期時刻: 2022/05/31 0:27:41
ソース: time.windows.com,0x8
ポーリング間隔: 8 (256s)

ドメインに参加しているサーバの場合はドメインコントローラーと同期をとっていることがわかります。

C:\>w32tm /query /status
閏インジケーター: 0 (警告なし)
階層: 2 (二次参照 - (S)NTP で同期)
精度: -23 (ティックごとに 119.209ns)
ルート遅延: 0.0015393s
ルート分散: 18.9447094s
参照 ID: 0xC0A8BCA6 (ソース IP:  192.168.188.166)
最終正常同期時刻: 2022/05/31 1:41:11
ソース: w2019-1.domain.local
ポーリング間隔: 6 (64s)

時刻同期の実行

蓄積したエラー統計をすべて削除して今すぐ時刻同期を実行します。

C:\>w32tm /resync
再同期コマンドをローカル コンピューターに送信しています
コマンドは正しく完了しました。

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