IPAの情報処理技術者試験が再び延期になった理由とは?

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10月18日(日)に予定されていた情報処理技術者試験が再び延期になりました。
https://www.ipa.go.jp/about/press/20200918.html

「新型コロナウイルス感染症の影響により試験会場を十分に確保できない」ということですが、4月の時もコロナ禍の影響で延期したのに10月も延期って「何やってんの?」って思います。

受験者数は毎回集計しているのだから傾向は掴めているし、ソーシャルディスタンスを考慮してどれくらいの会場を確保すべきか事前にわかると思います。それが可能と判断したから約1か月の申し込み期間をとって受験者を募集していたのではないのでしょうか?

4月の試験を延期した時にこの程度のことは容易に想定できると思いますが、何も検討されていなかったのでしょうか?

本番試験に向けて何か月も勉強してきた受験者のことを考えているのでしょうか?

「受験料を返還するからいいでしょ!」という感じで対応のお粗末さに呆れます。

そもそもIT技術者試験なのに特定の会場に集まってマークシート形式っていつまでやるつもりだったんですかね。ITを活用すべき試験なのにそもそもの試験がITを活用できていないって・・・

4月の延期に続き、10月も延期してようやくCBT方式で実施するようにしたようですが、はっきりいって遅すぎですね。 今更感が満載です。ITパスポート試験は平成23年にCBT方式でやっているのだから他の試験も早く移行すべきです。

そういえば、情報処理技術者試験の管轄って経済産業省ですね。いろいろな利権が絡んで調整に時間がかかっているのかな。個人的に思うのは本当に「試験会場だけの問題ですか?」ってことです。一般人に向けてもっともらしいことを選んでいる気もします。なんにせよ、受験者ファーストで対応を進めてほしいと思います。

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