はじめに
Freenom(フリーノム)というサイトをご存じでしょうか。無料ドメインを提供しているオランダのプロバイダです。無料で取得できるドメインには制限がありますが、以下のドメインが利用できます。
- .tk (トケラウ)
- .ml (マリ)
- .ga (ガボン共和国)
- .cf (中央アフリカ)
- .gq (赤道ギニア)
Freenomで取得した無料ドメインとAWSのRoute53を使用してWebサーバを構築してみます。
Webサーバの構築は「AWSのELBを検証してみた」の記事を参考にして下さい。
無料ドメインを取得する
Freenomにアクセスします。「新しい無料ドメインを探します」の欄に取得したい任意のドメインを入力して、「利用可能状態をチェックします」ボタンをクリックします。管理人は「it-study-test」ドメインを取得することにします。
赤枠の部分にドメイン名(it-study-test.tk)を入力して「利用可能状態をチェックします」ボタンをクリックします。管理人の環境ではトップドメイン欄の「今すぐ入手」ボタンをクリックしても正しく動作しませんでした。
「チェックアウト」ボタンをクリックします。
利用期間は、1か月~12か月を任意で選択できます。管理人はテストとして使用するのでデフォルトの3か月にしています。「Continue」ボタンをクリックします。
メールアドレスを入力し、「Verify My Email Address」ボタンをクリックします。
「Enter Different Email」ボタンをクリックします。ユーザー登録用のメールが届きます。
必要事項を入力しユーザー登録を完了させます。
以上でドメインの取得は完了です。
Route53の設定
ホストゾーンの作成
AWSマネジメントコンソールからRoute53のダッシュボードにアクセスします。
「ホストゾーンの作成」ボタンをクリックします。
ホストゾーン設定は以下の通り設定します。「ホストゾーンの作成」ボタンをクリックします。
ドメイン名:it-study-test.tk
タイプ:パブリックホストゾーン
ホストゾーンが作成されます。
ルーティングポリシーの設定
ホストゾーンから「it-study-test.tk」をクリックします。
「レコードを作成」ボタンをクリックします。
値にEC2インスタンスのパブリックIPアドレスを入力します。「レコードを作成」ボタンをクリックします。
Aレコードが作成されました。
ネームサーバの変更
Freenomにアクセスしログインします。
メニューバーから[Services]-[My Domains]をクリックします。
「Manage Domain」をクリックします。
メニューバーから[Management Tools]-[Nameservers]をクリックします。
「Use custom nameservers (enter below)」にチェックを入れます。
AWSのDNSサーバを入力します。
動作確認
ブラウザを起動しURLにアクセスします。
http://it-study-test.tk/
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