はじめに
管理人はWindowsの各種OSでいろいろな技術検証をすることがよくあります。検証は仮想化ツールでテンプレートからOS環境を構築し必要なツールをインストールしています。
Windowsサーバでインターネットに接続してあれこれ検証する場合は、ウィルス対策ソフトは必須です。しかし、サーバOSに対応したウィルス対策ソフトは高額です。個人的に勉強目的で検証する場合、クライアントOS用のウィルス対策ソフトが使えないか検証してみることにしました。
ウィルス対策ソフト一覧
メーカー | アンチウイルスソフト |
Avast Software | アバスト! アンチウイルス |
AVG Technologies | AVG インターネットセキュリティ |
Avira | Avira Free Security |
Canon | ESET Internet Security |
Emsisoft | Emsisoft Anti-Malware Free |
F-Secure | F-Secure Internet Security |
G DATA | G DATA Internet Security |
Kaspersky | カスペルスキー セキュリティ |
KINGSOFT | KINGSOFT Internet Security 20 |
McAfee | マカフィー リブセーフ |
SOFTWIN | Bitdefender TOTAL SECURITY 2020 |
SourceNext | ZERO スーパーセキュリティ |
Symantec | ノートン セキュリティ |
TrendMicro | ウイルスバスター クラウド |
検証結果
OSは、「Windows Server 2019 Datacenter Evaluation」を使用します。各メーカーから販売されているウィルス対策ソフト(無料体験版)がインストールできるか、スキャンが問題なく実行できるか検証します。
インストールできたソフトの検証が完了したら、スナップショットを使ってインストール前の状態に戻して次のソフトの検証を実施します。
アバスト!アンチウイルス
サイトからダウンロードしてきたファイルを実行。サーバーOSはサポートされていないとのメッセージが表示。
AVG インターネットセキュリティ
サイトからダウンロードしてきたファイルを実行。
「申し訳ありませんが、AVGサーバーへの接続に問題があるようです。インターネット接続を確認して、再度インストーラーを実行してください。」とメッセージが表示されたため、再度インストーラーを実行しても現象変わらず。サポート対象外のOSだからと思われる。
Avira Free Security
インストールは問題なし。スキャンも問題なし。
ESET Internet Security
サイトからダウンロードしてきたファイルを実行。対象OSはサポートされていないとのメッセージが表示。
Emsisoft Anti-Malware Free
インストールは問題なし。スキャンも問題なし。
F-Secure Internet Security
サイトからダウンロードしてきたファイルを実行。対象OSはサポートされていないとのメッセージが表示。
G DATA Internet Security
サイトからダウンロードしてきたファイルを実行。対象OSはサポートされていないとのメッセージが表示。
カスペルスキー セキュリティ
サイトからダウンロードしてきたファイルを実行。対象OSはサポートされていないとのメッセージが表示。
KINGSOFT Internet Security 20
インストールは問題なし。スキャンも問題なし。
マカフィー リブセーフ
サイトからダウンロードしてきたファイルを実行。対象OSはサポートされていないとのメッセージが表示。
Bitdefender TOTAL SECURITY 2020
サイトからダウンロードしてきたファイルを実行。
「このBitdefender製品をお使いの端末にインストールすることはできません。 OKをクリックして互換性要件の詳細を表示します。」とメッセージが表示される。
ZERO スーパーセキュリティ
サイトからダウンロードしてきたファイルを実行。すぐに画面が閉じてそのまま終了。
ノートン セキュリティ
サイトからダウンロードしてきたファイルを実行。対象OSはサポートされていないとのメッセージが表示。
ウィルスバスタークラウド
サイトからダウンロードしてきたファイルを実行。ファイルを展開後、画面が閉じてそのまま終了。
まとめ
Windowsサーバでも使用できたウィルス対策ソフトは3つでした。いずれもサーバOSは動作保証外となっているので、ご注意下さい。
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