XSERVER(エックスサーバ)は、高速CPU『AMD EPYC(Rome世代)』の導入や『オールNVMe』構成の採用、搭載メモリの倍増など、さまざまな面からハードウェアを大幅に強化しました。
高速CPUの『AMD EPYC(Rome世代)』を採用
CPUには、製品発表時点で80ものベンチマークで世界記録を達成したAMD社の第2世代「EPYC」プロセッサー(コードネーム「Rome」)を採用しました。また、サーバーあたりのコア数も従来の倍にあたる「48コア96スレッド」に拡張しており、アクセスが集中した場合も従来より高速で安定したサイトの運用が可能になりました。
『オールNVMe』RAID10(ストライピング+ミラーリング)構成を採用
単体でも高速なNVMeをストライピング構成にすることにより、オールSSDやピュアSSDと呼ばれる従来のサーバー環境と比較し、読み込み速度が最大で14倍以上に向上しました。これに伴い、Webサイトの表示速度も高速化されました。
【ストライピングとは】
複数台のディスクを使用することで、データの読み書きを効率化し、処理速度を向上させる仕組みです。
【ミラーリングとは】
同じデータを複数台のディスクに書き込みすることで、耐障害性を高める仕組みです。
搭載メモリを512GBに倍増
搭載メモリを従来の256GBから512GBへ倍増し、プログラムの処理性能の高速化を実現しました。2020年2月27日10時以降に発行されたサーバーアカウントは、ハードウェア増強されたサーバを使用することができます。
ハードウェアが強化されたサーバを使用できるのは、2020年2月27日10時以降に発行されたアカウントです。つまり、すでに契約している人は対象外です。
ただし、公式サイトには以下の記載がありました。これで既存の契約者も安心ですね。
すでにご利用中のサーバーから新仕様サーバーへの移行について
sv1~sv9999.xserver.jp サーバーをご利用中のお客様におきましても、無償で簡単に新仕様のサーバーへ移行できる機能を提供いたします。サーバー移行機能は早ければ3月下旬~4月上旬頃にリリースできる見込みとなっておりますので今しばらくお待ちくださいますようお願いいたします。
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