品質と等級(グレード)の違い

スポンサーリンク

PMBOK第6版では品質と等級について以下のように定義されています。

品質とは、実現されたパフォーマンスや結果であり、「本来備わっている特性の集まりが、要求事項を満たす程度」のことをいいます。等級とは、設計上で意図されるものであり、同一の用途であっても技術的特性が異なる成果物に定めた区分のことをいいます。

パソコンの購入を例にします。
パソコンを購入する理由は人それぞれです。メールやインターネットが使えれば良いという人もいれば、プログラミングするのでハイスペックなパソコンが必要という人もいます。

品質はパソコンが使えることです。電源をONすればOSが起動しなければなりません。一般的にWindowsOSを使用している人が多いのでWindowsの各種機能が使用できることが最低条件です。

では等級(グレード)というとずばり性能での区分です。ロースペックなPCはCPU、メモリ、HDDなど性能が低いけど費用が安い、ハイスペックなPCは性能が良いけど費用が高い。性能の優劣によって複数の機種がありますよね。これが等級(グレード)です。

タイトルとURLをコピーしました