PMPを受験する人はPMI会員になった方が良いです。大きな理由は3つあります。
- PMBOKガイドのPDFファイルが無料で入手できる
- PMP受験料の割り引きがある
- PDUが取得できる無料のEラーニングがある
それぞれについて説明します。
PMBOKガイドのPDFファイルが無料で入手できる
PMPはPMBOKガイドを中心に勉強していきます。一通りPMBOKガイドに目を通し問題集をひたすら解いていく。わからないことはPMBOKガイドで調べるという形ですね。
PMBOKガイド(第6版)は769ページもあり、書籍だと本自体が大きく重いのでわりと邪魔です。しかもわからないことを調べるのにどのページに書いてあったのか思い出せないと無駄に時間がかかります。
PDFファイルであれば検索機能が使えるので非常に役立ちます。
PDFファイルは日本語版だけでなく、多くの言語に対応したPMBOKガイドを入手することができます。
- Arabic
- Chinese (simplified)
- English
- French
- German
- Hindi (India)
- Italian
- Korean
- Portuguese (Brazilian)
- Russian
- Spanish(Latin American)
この表現は英語で何というのだろう?という時は英語版のPMBOKガイドを見ればわかります。Hindi版があったので試しにダウンロードして見てみましたが何が書いているのかさっぱりでした。
PMP受験料の割引きがある
PMPの受験費用はけっこう高いです。PMI会員は年会費が139ドルかかりますが、それでもPMI会員になった方がトータルで11ドル安くなります。
2回目以降も受験することを考えればなおさら会員になっていた方がいいでしょう。
PMI非会員 | PMI会員 | 割引額 | |
初回受験 | 555$ | 405$ | 150$ |
再受験 | 375$ | 275$ | 100$ |
PDUが取得できる無料のEラーニングがある
PMPは試験合格後も資格を維持するために3年間で60PDUを取得しなければなりません。条件をクリアしないと資格が失効します。
PDUは研修やセミナーに参加することで取得できますが、PMI会員になると数多くのEラーニングを受講することができるので早々にPDUを取得できます。さらに更新費用も安くなります。
PMI非会員 | PMI会員 | 割引額 | |
資格更新 | 150$ | 60$ | 90$ |
最後に
PMI会員のメリットは理解できたかと思います。英語だし手続きが面倒ということで見送るか、多少面倒でも賢く行動するかで未来は大きく変わってくるでしょう。