ディスカバリルールを作成する

はじめに

Zabbixでは動的なアイテムを作成することができます。例えば、サーバによってディスクのドライブ数は違いますよね。AサーバはCドライブだけだが、BサーバはC、D、Eドライブがあるなど。これらを1つ1つ手作業で設定していたら時間がいくらあっても足りません。

そこでディスカバリルールを設定することでサーバに合わせて必要なアイテムを作成してくれます。ここではディスクの容量チェックを実施する方法についてまとめています。

環境

OS:CentOS 7.7.1908
WebServer:Apache/2.4.6
PHP:7.2.25
MySQL:8.0.18
Zabbix Server:4.0.15
Zabbix Agent:4.0.15

操作手順

Zabbixの管理コンソールにサインインします。
画面左上のメニューから、[設定]-[ホスト]をクリックします。
「Windows2019」の「ディスカバリ」をクリックします。

ディスカバリルール

右上の「ディスカバリルールの作成」ボタンをクリックします。

ディスカバリルール

名前:Disk Discovery
タイプ:Zabbixエージェント
キー:vfs.fs.discovery

フィルター

マクロ:{#FSTYPE}
正規表現:@File systems for discovery

アイテムのプロトタイプ

「アイテムのプロトタイプ」をクリックします。

ディスクの総容量

右上の「アイテムのプロトタイプの作成」ボタンをクリックします。

名前:1.Total disk space on $1
タイプ:Zabbixエージェント
キー:vfs.fs.size[{#FSNAME},total]
データ型:数値(浮動小数)
単位:B
監視間隔:1h
アプリケーション:APL-1

「追加」ボタンをクリックします。

ディスクの使用容量

右上の「アイテムのプロトタイプの作成」ボタンをクリックします。

名前:2.Used disk space on $1
タイプ:Zabbixエージェント
キー:vfs.fs.size[{#FSNAME},used]
データ型:数値(浮動小数)
単位:B
監視間隔:1h
アプリケーション:APL-1

「追加」ボタンをクリックします。

ディスクの空き容量

右上の「アイテムのプロトタイプの作成」ボタンをクリックします。

名前:3.Free disk space on $1
タイプ:Zabbixエージェント
キー:vfs.fs.size[{#FSNAME},free]
データ型:数値(浮動小数)
単位:B
監視間隔:1h
アプリケーション:APL-1

「追加」ボタンをクリックします。

ディスクの空き率

右上の「アイテムのプロトタイプの作成」ボタンをクリックします。

名前:4.Free disk space on $1 (percentage)
タイプ:Zabbixエージェント
キー:vfs.fs.size[{#FSNAME},pfree]
データ型:数値(浮動小数)
単位:%
監視間隔:1h
アプリケーション:APL-1

「追加」ボタンをクリックします。

動作確認

[監視データ]-[最新データ]をクリックします。
ホストは「Windows2019」を選択し、「適用」ボタンをクリックします。

ディスク容量が監視できていることを確認します。

今回は、Windows2019に対してディスカバリルールを作成しましたが、本来はテンプレートとして作成します。作成したテンプレートをホストにリンクすることで、サーバごとにドライブ数が異なっていても自動的にアイテムを作成して監視できます。

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