現役SEから見たプログラミングスクール卒業生の実力とは?

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プログラミングスクールといえば、「テックキャンプ」や「テックアカデミー」が有名ですね。テレビCMやネット広告をバンバン出しているので見たことがある人も多いでしょう。

管理人は元プログラマーであり現役SEです。最近はマネジメントをすることが多くなっていますが、今でもちょっとしたスクリプトを書いたりツールを作ることもあります。

弊社ではプロジェクトの状況に合わせて人材派遣会社からSEを手配してもらうことが多いのですが、プログラミングスクール卒業生の若手はまだまだ技術レベルが未熟です。プロには程遠く、アマチュアのレベルでもありません。しいていうなら趣味レベルです。

本人はプログラムができるという自負があるようですが、現場で何十年も修羅場を経験してきた人から見ると、とても戦力にはなりません。

ロジックの組み方がおかしかったりデバッグすら考慮していない。手順書や仕様書もまともに作れない、サーバやネットワーク、プロジェクトの進め方などの知識も無知に等しい。そもそもそれ以前の問題としてマインドセットができていない人が多すぎる気がします。

スクールのキャッチコピーの1つに「最短3か月でエンジニアとして転職できる」とありますが、「正直、エンジニアをなめすぎでは?」と感じます。まあ、年齢が若くて新卒と同様に扱うのであれば「転職だけはできる」かもしれません。

転職した後は大変でしょうね。担当する仕事を覚えるだけでも大変なのに、新技術やサービスが次々とでてくるので一生勉強する必要がでてきます。また組織の一員となるので自分の思うように仕事ができない、やりたくない仕事をやらないといけないことも多々あります。こういう状況でもポジティブな思考を持ちやりがいを感じる人は伸びていけるでしょう。

逆にストレスを抱えてついていけない人はエンジニアは無理かもしれません。

私はスクールに通うことが悪いとは思いません。むしろ、高額な費用を払って勉強していることは尊敬に値します。ですが、スクールを卒業した程度の知識では「即戦力」とはなりません。謙虚に素直な気持ちで勉強を継続していくことが重要です。

プログラミングの知識はあった方が良いですが、同様にビジネスの知識も勉強しておきましょう。オススメは「GLOBIS」です。会社ではこのような知識を活かして仕事をこなす人が重宝されます。

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